最近の悩み
といえば、もしネコが進化したらどうなってたか。(どこが悩みなんだ!?)1日15時間も寝る種族だ。進化してもほとんど仕事しないで寝てると思う。
その代わり起きてる間は並外れた集中力で1日分の仕事を瞬時にこなすだろう。
ネコの社会はどのようなものか。
ネコには強弱関係はあるが、階層化された組織はない。
それどころかほとんど個人主義で、稀に家族を構成するのみ。
人間のように複雑に役割分担して異なる仕事に従事するとはとても思わない。
進化しても皆が皆ハンターのままではないかと思う。
食用にネズミの放牧くらいはするかも。
ネコは雑婚で恋愛自由だが、意外と核家族化が進むかも知れない。
たまに子育てに参加する父ネコは存在するので、そのような雄ネコの元で
育てられる子ネコは生存確率が高くなるはずだから、
進化の過程で淘汰されて家族を大切にするネコの遺伝子が生き残るのだ。たぶん。
文化はどうだろう。
先日ピアノを弾くネコを紹介したが、どう見ても純粋に音を楽しんでいるようには
思えない。
そもそも真の音楽は人生の悲しみを謳(うた)うものであるという名言があるくらいだが、
ネコの脳には悲しみを感ずる機能がない。その証拠に涙を流して泣くネコを見た者はあるまい。
で、
美術関係の文化もなんとなくなさそう。
一方でスポーツは発達すると思う。
人間など足下にも及ばない並外れたバランス感覚と、チーターに代表されるように
地上の動物で最速と言われる素晴らしい瞬発力と、反射神経。
人間では絶対無理な高度なスポーツが生まれると思う。
例えば人間の球技は例外なく水平な場所で行われるが、ネコなら地面を選ばない。
障害物サッカーとかバトル野球とか。
それに女子も男子も体力は変わらないので男女混合は当たり前だろう。
住居は簡素。エスキモーのイグルーとかモンゴルの移動式住居みたいな。
椅子に座らず相変わらず丸まって寝るような気がする。
戦争はない。核家族化した時点でボスネコという概念は消失するので、
せいぜい家族間での土地争い等の小競り合いが起こるだけ。
なにせ組織化が苦手な連中なので軍隊を作れないのだ。
ところで、ネコが進化すると考えるには根拠があって、
それはネコの行動の多様性だ。
様々なネコが実にいろいろな面を見せてくれる。
環境に応じて柔軟に順応する性質があるから。
人間の進化には実は地球上の地殻大変動が関わっていると言う。
進化したのがたまたま人間であっただけであって、
ネコや爬虫類であってもおかしくはなかったはずなのだ。
よく言われる地球温暖化による人類滅亡はないと思う。
が、しかし数が激減することは大いにあり得る。
そんな時に人類の身近にいて、なおかつ要領のいいネコという種族が
数万年かけて人類にとって代わるのはそう遠い日ではないかも知れない。
(2足歩行のネコ)

(ネコスポーツ?)

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