中村草田男(1901〜83)
なかむらくさたお
昭和期の俳人、ホトトギス同人
季題の尊重など、俳句の特性をいかしながらその近代化をめざして努力。
「人間探究派」と呼ばれ難解であるとも言われたが、昭和の俳壇に大き影響を与えた。
(コンサイス日本人名事典より)
明治34年生まれの中村草田男氏は、小学校時代を明治に過ごされた。その中で五年生の担任の菅沼先生から貴重な
消える事のない根本精神を植え付けられた。それは「恥を知れ」という一精神であった。それこそが明治の精神であった。
大学生のとき、青南の木造校舎を訪れて、
「降る雪や、明治は遠くなりにけり」と詠んだ。
青南創立70周年には、校舎入り口脇に、自筆のこの句を刻んだ石碑が建てられた。
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