エヴァ解析の偉大な先人のうけうり!!!
総論
新世紀エヴァンゲリオンでは旧約聖書の以下のような設定がそのまま生きている。
1「ヒトは知恵の実を手に入れたが、それは罪であり、人類は楽園を負われた。」
2「知恵の実と生命の実を合わせれば神と同等の力を持つ。」
3「神は生命の実のなる、生命の木に近付く者に神の使い(使徒)を送り邪魔をする。」
人は知恵の実を手に入れたと言う原罪を持つ。どうすればこの状態から抜け出せるか。各論
使徒:神が生命の実を食べさせ、人から生命の木を守るように命じられた化け物。リリスだけは知恵の実を食べた。「知恵の実」とは人間の科学力、「生命の実」とは使徒のS2(スーパーソレノイド)機関 のことである。S2機関とは何も食わずに永久に生きる事ができる機関である。
アダムとリリス:アダムは使徒の生みの親。アダムが司る白き月には使徒の魂が集まっていて、使徒に魂を送り込む。同様に、リリスは人間の生みの親で人の魂が集まる黒き月を持つ。
神の力:アンチATフィールドを発生する力。生命の実と知恵の実を手に入れた者が使える。アンチATフィールドは死への本能を呼び覚まし、他者との境界線(ATフィールド)を消す。くらったら死ぬ。
補完の条件:ただ死ぬだけでは人間は補完されない。アンチATフィールドによって生命のスープに還元され、そのときに魂が帰る場所が出現してる事が必要。ゼーレ案では、魂の還る場所は黒き月、ゲンドウ案ではエヴァである。黒き月の出現条件は、贖罪の儀式を終える事で、そのためには生命の木がいる。さらに生命の木の出現条件は使徒を全て倒す事であるのでエヴァが必要になる。
セカンドインパクト:アダムを人の制御下に置こうとすると、神の怒りに触れアダムから大量の使徒が生み出され、人類が全滅してしまう。アダムに人の遺伝子を融合しつつアダムをへぼい卵に還元するのがベストである。アンチATフィールドを放つロンギヌスの槍ならこの2条件を同時にクリアーできるはずだったが、アダムの持つ生命の実と人の持つ知恵の実が融合する事によって想像以上のアンチATフィールドが拡大し、やはり人類絶滅の危機を迎えたので南極ごとふっとばしたのがセカンドインパクトである。アダムが殺された事で、世界中の使徒17体が目を覚ました。使徒がやってくるのは知恵の実をフルに使い、生命の実に近付いたとき、つまり、遺伝子の操作によって、人がアダムの持つS2機関を手にしようとするときである。人の遺伝子をアダムの遺伝子にダイブさせたのは、こうしてわざと神の怒りに触れ、使徒をやってこさせるためでもある。
エヴァ:アダムは破壊されたが、破片が残り、それからアダムのクローンが造られた。これはエヴァと呼ばれる。零号機と初号機だけリリスのクローンであるのは製造時にアダムの組織再生がまだだったからである。セカンドインパクトにより白の月が失われたことよりエヴァには使徒の魂が宿ることは無かったので、人の魂を宿らせた。
ゼーレの予定変更:贖罪の儀式における神の子に、クローンではなく純粋に再生したアダムを使う気だったが、ゲンドウがそれを奪ったため、リリスを使うことになった。しかしリリスもゲンドウが奪ったので初号機をよりしろとした。