2001年4月11日

幼児虐待
 最近、幼児あるいは児童虐待が頻繁に起こっている。連日のように新聞やニュースなどで取り上げられている。事件は母親、あるいは父親だけのものかと思ってはいたが、この間祖父や曽祖父を含めた虐待による事件が報道されて驚いた。本来子供にとって生活の全てである「家庭」が「地獄」になる、この子の心の痛みはどれほどのものだっただろうか。
 さて「虐待」。女性の大部分は「自分も手をあげそうになった」「子供を持ったら自分もやってしまうかも」と思っているらしい。ある新聞に載っていた。子供が言う事を聞かない、食事を摂らない、思いどうりにならないでついカッとなり手を上げてしまうかもしれないと世の女性は思っている。昔みたいに大家族ではなく、育児の先輩である自分の、あるいは夫の母親はいない。一番の理解者であるはずの夫は昼間はいない。たまに両親に孫を合わせにいったりしたときに、子供がそそうをしたりすると「母親のしつけが悪い」と言われたりすることからくるプレッシャー。すべての重圧が耐えきれなくて、虐待に走ってしまうのかもしれない。同性のGONからすればこの気持ちはとってもよく分かる。
 でも世の男性は、このような女性を「気持ちが全く理解できない」「親として、人間として失格である」とさえ思うらしい。そりゃ、夜帰ってきて、「子供と遊ぶこと=育児」と思っているパパさん達にはわかんないかもね。(そういうGONもまだわかんないけど・・・) 

2001年4月9日

金魚救い(!?)
 先日、近所のスーパーに買出しにいった。すると鮮魚コーナーに切り身とか置いてあるケースがあるのだが、その上に袋に入ったものがある。覗きこむと赤い魚が泳いでいた。金魚だ!商品のラベルにも「金魚」と書かれて、しかも「加工月日4月2日」「消費期限4月4日」とある。金魚って食べるのか?GONは一度その場を離れたが、どうも塩焼きになった金魚が頭に浮かんできて、結局もう一度魚屋に戻った。手にとってしげしげと眺める。かわいい、このまま誰かに食べられるのはかわいそうだ、しかも残り1袋だし・・・と、何気に籠のなかに入れてしまった。レジのおばさんもいぶかしそうな顔で見るし・・・かなりはずかしい。三匹でしめて398円。いまではGONの家のカメの中を優雅に泳いでいるのだ。これぞ金魚救い。
 で、GONの疑問。金魚って食べるの?

2001年4月7日

酒に思う
 今日がとっても暖かかったせいか、昨日まで三分咲きとかだった桜が満開になっていた。しかも道にはもう、落ちた花びらが風に舞っていた。花の命は短いものである。
 桜と言えば花見。花見といえば酒。これ切っても切れないセットメニュー。夜桜なんか見ながら、キンと冷えたビールをごくごくぷはーっなんて、お疲れサラリーマンの「癒し」なんでしょうな。まあ、下戸のGONには一生わからんことだけど。全く酒の飲めないGONはある人に、「酒が飲めないなんて、人生の楽しさの半分を失ったようなものだ」といわれたことがある。そうなのかな?
 でも、酒は時に人の心を大きくさせ、狂わせたりする。酔って人に絡む、酔って電車で吐く、酔って喧嘩乱闘騒ぎ、挙句の果てに酔ってホームからの転落。でもそんなことがあっても、本人まったく覚えてないし、得てして「酒の席でのことだから・・・」と揉消されてしまうことがよくある。ゆるせん!
 酒は飲んでも、飲まれるな。いい言葉だ。さてあなたの酒のマナーはどう?今日も飲みすぎて、γーGTPをあげていないかな?

2001年4月1日

日本人とエイプリルフール
 今日はエイプリルフールである。ほらを吹いてもゆるされる唯一の日とされている。実際、外国なんかは新聞の一面に(しかもニューヨークタイムズとかの有名紙において)、へーきにでっかい嘘の記事を載せたりしている。アレを日本でやらかしたらパニックで暴動がおこるぞ、まじで。
 そんなふうだから、日本人にエイプリルフールは馴染まない。「笑い事ではすまない」からだ。そう思うと日本人は信じやすいということなのか?ただ、ユーモアに欠けているのかな?
 でもね、よくTVでやってる「いたずらウォッチング」とかあるよね。一般ピープルにいたずらをして、隠しカメラで撮って皆で笑う番組。GONはあれ大大大嫌い。だまされた方は悔しいし、その人が本気でやった親切とか心配に思う気持ちとかをだまして笑い者にする。こんな最低な番組ってある?番組を制作したTV局や笑っている人達はもう一度考えていただきたい。(めずらしく熱く語ってしまった。わはは。)

2001年3月30日

乗り物が苦手
 自己紹介のところでも書いたが、GONは乗り物が嫌いである。乗り物といっても、遊園地にあるバイキングとかジェットコースターとかに限っているわけではない。とにかく自転車以外の乗り物は苦手なのだ。
 とりあえず「バス」。こいつはなんなんだ。あの独特のにおいと横揺れで、ほんの数十分乗っただけで車酔いになる。車酔いになったことがないという信じられない人がいるらしいが、これは相当辛い。だから「激安バスツアー」なんて行きたくても行けない。(←だってバスのって、たらふく食って、またバスのってなんて考えられん)バスツアーで、船上バイキングとイチゴ狩り食べ放題なんていうものもあるが、正気の沙汰じゃないなと常々思っている。
 車も助手席ならなんとか一安心。でも後部に乗ったり、ご飯を食べた後とかにのるとアウト。うーん、これは困ったぞ。
 世の中じゃ、「ガン」「風邪」「水虫」の特効薬を発見した人は、ノーベル賞がもらえるという。GONは「乗り物酔い」の根本治療(一生、薬を飲まなくてもよくなる)の方法を是非加えてほしいと思う。簡単な手術で直るのなら是非お願いしたい、これまじで。

2001年3月28日

人生って
 最近、トク○ン○ールのテレビCMを見た。たくさんの女性が走っている映像。そして「人生はあと何kmあるのだろう?」との文字。朝のいそがしい時間だというのに、その文字を見てGONは動きを止めた。「私の人生はあと何kmあるのだろう。」そんなことを考えた。
 人生をマラソンに喩えるとしたら、いままでどれだけの距離を走ってきたのか。折返し地点はどこを指すのか。折返し地点は結婚という人がいる。出産という人もいる。子供が成人したときとか、定年を迎えたときという人もいるだろう。これから上り坂がくるのか、下り坂がくるのか。そして・・・ゴールとはどこなのか。本当に自分はゴールに向かって走っているのか。結構一生懸命走ってきたつもりだが、これらの謎の一つもわかっていない。自分の人生は果たして「勝組」か「負組」なのか。上り坂は、登っているときは分からないが、登りきって後ろを振り返ったときはじめて自分が登ってきた高さに驚く。人生もそんなものなのだろうか。もし「ゴール」を「死」とするならば、その瞬間、自分の選択してきた道は全て正しかったと思いたい。・・・しかし、そんなことが出来る人間は、新星を見つけることよりも難しい・・・かな。

2001年3月24日

邪道な食べ方
 人間、育った環境が違えば文化も違う。食の文化なんて、特にそうだろう。自分には普通の食べ方でも、他人があっと驚くような食べ方をしていたりするものだ。GONの友人の一人は、伊勢名物赤福が余ったとき、冷蔵庫に保存する。そのあと生ではちょっと堅いし・・・という時期になると、なにげに赤福を一つ椀に入れ、あつーい湯を注ぐ。即席「おしるこ」としてたべるそうな。GONにいわせりゃ邪道ではあるが、ぜひ挑戦してみたいものではある。
 で、GONの邪道な(こだわりの)食べ方。柏餅(かしわもち)を一日冷蔵庫にいれて冷やす。その後食す。なーんだ普通ではないかと皆さん思うだろう。しかあしっ、普通の柏餅と一味違う!一晩冷蔵庫にて冷やされたもち(厳密に言うともち米ではないから、もちではないな。)は堅くなる。そうすると食べたときの歯ごたえが「もちっ」から「ぷるん」に変わる。この触感はたまらんね。御試しあれ。

2001年3月23日

着ぐるみの中身は?
 東京ディズニーランド・パルケエスパーニャ・ハウステンボスなど、テーマパークは数多くある。そこにつき物といえば、キャラクターだ。ディズニーならご存知「ミッキーマウス」「ミニーマウス」「ドナルドダック」(個人的には「グーフィー」が好き。)などがいて、その空間を夢と希望のワンダーランドへ変えてくれる。
 だいたいテーマパーク内には、キャラクターが歩いていたりして、女性客や子供連れなどが寄ってたかって、写真をとったり握手したりしている。女性のなかには、「かわいい〜!」なーんて叫んで、飛びついて抱きついちゃったりなんかしている。実をいうとGONは、こういった人を見ると驚くのだ。
 たしかに「キャラクター」はかわいい。ドナルドダックなんてイケテルと思う。でも一応知らない人のために言っておくが、ミッキーもミニーも皆、架空上の人物なんだよ!だからテーマパークで歩いているキャラクターは、あくまで「キャラクターの着ぐるみを着たおっさん(いや、おっさんじゃなくてもいいんだけど)」なんだ!GONはどうしてもそう思ってしまうので、ヤツらには好意をもっていない。どんなに愛想をふりまいて寄ってきても、「こいつはミッキーじゃねえ、惑わされるな!中身はおっさんだ!(だから、おっさんばっかじゃないって)」と天の声が聞こえてくる。・・・もしかして、GONだけ?(笑)

2001年3月18日

イチゴ
 今が旬のイチゴ。あのなんとも言われぬ芳香と果汁。酸味と甘味のバランス。最高ですな。一言でいうトコロのイチゴだが、色々な品種がある。
 スーパーに良く置いてあるのは、「女峰(にょほう)」「章姫(あきひめ)」「濃姫(のうひめ)」「豊の香(とよのか)」などの品種だ。比較的安価で市場に出回っているものは「とよのか」。熊本や長崎のものをよく見かける。いたって普通のイチゴ、色は多少薄く身が小ぶりなものが多いように見える。イチゴの女王にふさわしい品格の持ち主は「にょほう」。色が濃い紅色で、酸味と甘味のバランスが良い。(果物は甘けりゃいいってもんでもない、酸味と甘味が両方あってこそうまいのだ!←果物にはちょっとうるさいGON)果汁たっぷりで香りも楽しめる。日本人の味覚にあって、一時期「イチゴ」と言えば「にょほう」というぐらい市場を占領していた。で最近出てきたのが「あきひめ」「のうひめ」だ。GONは「あきひめ」を日本平でイチゴ狩りをしたとき初めて食べた。こいつはとにかく甘い。粒は比較的大きめで細い。果汁はにょほうに比べると少ない気がする。価格はちょっと高め。スーパーに並んでいるときも、「私は格が違うのよ、格が。」といわんばかりに整然と並べられていて、ちょっと高級品ちっく。「のうひめ」はまだ食べたことないが、産地を見ると岐阜が多い。美濃地方だから「濃姫」なのかなあ。
 まだまだ旬のイチゴ。是非1パックを買って、独り占めして食べよう。うーん、至福のひとときだね。

2001年3月17日

なんか知らんが好きなもの パート3
 GONはマニアといわれるほどではないが、「切手」好きである。と同時にコレクターでもある。そう書くと、「おたくっぽい」とか言われるかもしれないがそんなことはない。発売初日にでる切手台紙とかを並んで買ったり、古い切手を集めたり、コレクター同士で交換したりということはしない。ただ、発売される記念切手でいいものがあれば買う、その程度なものだ。
 切手。こいつはなかなかにすばらしい。あの小さな領域にデザインと印刷技術の粋がつまっている。最近はとくに色とか柄とかがすばらしいね。記念切手は最近では、「国際ボランティア年」とか「行政書士50年」とかが発売された。GONがお勧めなのは毎年発行される「国土緑化」もの。デザインとかがかわいくてほのぼのしてて好きなんだけど、50円切手のみなのであんまし使えない。
 ふるさと切手。こいつはいい!地域限定発売のため、その地域に行ったときしか買えない。だからGONは旅行に行ったりすると必ず切手を買う。最近は観光地に郵便局の派出が出ているので、買いやすいよね。かさばらないのでお土産にいいのだけど、額面がわかってしまうので、親しい友人だけにしか買えない。 あと、最近多いのだけど、シリーズもの。「20世紀記念シリーズ全17集」とかが話題になった。また「世界遺産シリーズ」が発売されてちょっと注目している。
でもこのシリーズもの。1個買うと最後まで集めたくなるのが難点かな。一枚が高いしね。

2001年3月16日

便座論
 ここに書くような話題ではないが・・・(笑)、最近いろいろなところで洋式トイレが増えてきた。ちょっと前までは女性なんかは洋式トイレはちょっと遠慮したい、と思う人が大半だったが、最近は前ほど敬遠されなくなってきているようだ。そして反対に洋式のようが落ち着くと言う人さえいる。
 自分の家が洋式なのはなんら問題ない。そして大抵自分の家の便座はウォーム装置がついていたり、便座カバーがついていたりと、便座に座っても直に肌に当たったり冷たくなかったりする。しかし、店はどうだ?スキー場やちょっといいレストランなんかはウォーム装置がついていたりするが、普通のところはカバーもなけりゃあったかくもない。思わず座ってしまったりすると、「しょえ〜!」と思ってしまう。
 皆さんは我慢して座っているのだろうか・・・。何か自分なりの工夫をしているのだろうか。どうなのよ、みんな。

2001年3月11日

今食べたもの、大丈夫?
 GONも含めて「消費者」というのは、てんでおかしい。自分の畑またはちっこい庭を利用した家庭菜園できゅうりを育てたことがある人は分かると思うが、店で売っているようなまっすぐのきゅうりは決して作れない。でも買うときはまっすぐなものを買うのだ。そっちのほうが不自然だというのに。ハムやソーセージも同じ。肉に火を通すと、色が変わり茶色くなるのは皆知っている。なのに肉本来の色をしたハムはだれも買わない。むしろ着色料や発色料できれいな色をわざわざつけたほうを好んで買うのだ。
 その着色料だが、天然のものと合成のものがある。合成着色料としては、食用赤色2号・鉄クロロフィル・βーカロチンなど、合成発色料としては亜硝酸ナトリウム・硝酸カリウムなどがある。こうやって聞くといかにも体に悪そうだ・・・。で、天然着色料はウコン色素(黄)・アナトー色素(赤)・カラメル(赤褐)などが代表的で、その材料はショウガ科ウコンの根・ベニノキ種子表皮・糖類の脱水縮合物(つまりは砂糖を煮詰めて焦がしたもの)などとナチュラルな感じだ。これなら体も安心できそうだ。しかし、天然着色料のなかでもある意味「でんじゃらす」なものがあった。赤色の「ラック色素」「コチニール」だ。「ラック色素」が使用されているのは、プリン・カマボコ・ジュースなど、「コチニール」が使用されているのは、チョコレート・プリン・魚肉ソーセージ・たらこなどらしい。さてこの二つ、原料はというと、カイガラ虫とエンジ虫の雌だそうだ。うひょー!(どんな虫なのか知らんが、「虫」だもんなあ)さあ、身の回りでこの色素が含まれた食品を探してみようじゃないか。もうその食品は口にできまい・・・。(プリンがデンジャラスと見た!)