日記2017年(平成29)

12月26日(火)〜12月27日(水)
 休む間の無い2週間でした。
 浜田に行って、帰りに寄りましたが、ここはとにかく寒い。27日朝は−5℃。終日0℃を越えることはありませんでした。
 雨樋を修理しましたが、樋に詰まった土は凍っているので除去不能。
 ニンニク畑の除草と追肥をしようとしましたが、これも土が凍っていてできず。
 大した作業が出来ずに今年の借家での1年を終えました。
  
 とこで今年のエゴマですが、刈取後の天候不良と作業方法の悪さにより乾燥にてこずりました。
 第1回目脱穀、調製品は比較的良好で21kgの収量で搾油量は140g瓶56.5本でした。油の種子に対する搾油率は37.7%で一般的な値である30%を大幅に超えました。
 昨年の11.5kg、27本に比べるとほぼ倍増です。
 まだ第2回目脱穀品が6〜7kg残っていますが、これは風雨に晒された期間が長いので種子が少し痛んでいます。搾油するか、否か、思案中です。
 皆さん、良い年をお迎えください。

12月14日(木)
 雨と寒波の悪天候の合間を縫って来ました。納屋に保管していた里芋を回収しないと凍って腐れる可能性があるので。対策をしているとは言え水道管やボイラーの凍結も心配です。
 年末に向けて庭の片付けや雨樋の修理、ニンニクの追肥等やることは多いのですが、田んぼは一面雪でした。
  
 気温は終日0℃程度。ニンニクは雪の中なので追肥は諦めました。
 夕方、作業も終わって酒でも飲もうと考えていたら病院から母が高熱との電話があり、急いで帰ったのでした。

11月28日(火)〜11月29日(水)
 ジャガイモ、里芋の収穫に来ました。
  
 昨年、夏植えのジャガイモを田んぼに植えましたが、ほとんど成長しませんでした。今年は畑に植え、非常に良く成長しました。
 里芋も収穫し、今年の収穫分は残りは人参と大根くらいになりました。
 今年の残りの作業は、ニンニクと玉葱の追肥、雨樋の修理です。周りの山の紅葉も進み、冬が近づいてきました。
 29日は天気が良ければ津和野散策でもしようかと考えていましたが、雨だったので6時に出発して、10時前に帰宅しました。

11月15日(水)〜11月16日(木)
 週末に寒気が来るので風呂用ボイラーの水抜きと玉葱の植付に来ました。
 まだボイラーが凍結することは無いと思いますが、本日朝の気温は3℃。寒気が来たら零下になるのは確実。昨年交換したボイラーを凍結で壊すことはできません。
 火曜に徳佐ジュンテンドウに電話したら玉葱もみじ3号の苗が本日入ったとのことだったので売り切れる前にということで急遽来ました。15日に店によって苗を350本買うともうほとんど残っていなかったので危ないところでした。
  
 イノシシ出没最前線の田んぼに玉葱全部で750本植えました。最近はイノシシは出ないので大丈夫と思いますが、畝を立てた時に動物の足跡が畝に残っていたので何か他の動物が出るかもしれません。
 マルチが風でパタパタして苗を痛めるので穴を牛糞堆肥で埋めました。昨年も試しましたが、これは効果があります。ただ、穴が塞がるので追肥が難しいのが難点です。
 室内の気温も10℃程度まで下がります。ストーブをつけ始めました。今年は冬の来るのが早いようです。

11月11日(土)
 日々、自宅で収穫したエゴマの洗浄と乾燥に励んでいますが、網を張った容器が二つしかないので乾燥が追いつきません。
  
 土曜は行きがけの徳佐のジュンテンドウで玉葱の苗を300程度買って植え付ける予定でしたが、品切れ状態でした。残念。
 ハウスで乾燥させていた先週収穫のサツマイモ、ダンボール4箱分を回収し、不要となったブルーシートを骨ハウスの雑草予防のために敷いてみました。
 収穫したサツマイモはハリガネムシ(コメツキムシ)の穴がボコボコ開いていました。どうにかして退治したいのですが。

 テレビの“人生の楽園”に川本エゴマの会の竹下禎彦さんが出てました。エゴマ栽培の参考になりました。
 ところでこちらに帰った翌日の今日の朝ですが。寝ている時から左足の膝がおかしかったのですが、朝起きようとすると左足に力が入らず、まともに立つことも歩くこともできません。壁を伝いながら何とかトイレに行くことができましたが、現在も普通に歩くことができなくなりました。
 年をとると駄目です。病院に行っても良くならないだろうし、暫く様子をみてみようと思います。

11月2日(木)〜11月4日(土)
 ハウスの補修に斜面の草刈、玉葱の植付、エゴマの水洗と乾燥。やるべきことが多くて忙しいです。
  
 まずハウスの角のビニールに穴が開いていたので農ビ・農ポリ用補修テープで孔を塞ぎました。脚立を立てた一人作業なので落ちても誰も助けに来てくれません。用心用心。
 斜面の草刈は下の方から水平に刈っていますが、1層刈ると草刈機のガソリンがほぼ無くなります。3日間掛けて少しずつ刈りましたが、3日目の土曜は雨だったのでカッパを着て、雨の振る中、最後の上段まで刈り上げました。
  
 玉葱の苗は、来る途中、山口のジュンテンドウで早生100苗、中手100苗、晩生200苗を買いました。木曜に堆肥と肥料を撒いて、管理機で耕起した後に穴あきマルチを張りました。本当は1週間開けて植付した方が良いのでしょうが、二日後の土曜に計400苗を植え付けました。最後の200苗は雨の中、カッパを着ての作業です。ここは標高425mで気温は5℃。雨に打たれながらの作業は非常に寒くて、手は素手なので凍えます。畝の長さは20mで400苗植えてもまだ半分位空いています。後300苗くらい植付できそうです。作業が終わったら雨も止んで目の前に紅葉が見えてきました。
 土曜はエゴマの水洗までしたかったのですが、雨でできなかったのでエゴマを家に持ち帰って水洗、乾燥までする事にしました。

10月27日(金)〜10月29日(日)
 晴れたのは金曜だけでした。土日は台風22号の影響で雨が降りましたが、今回は娘の送り迎えを兼ねているので雨の中、待機です。
 金曜はエゴマの天日干しです。日本エゴマ普及協会の服部圭子著『育てて楽しむ エゴマ 栽培・利用加工』には水分量10%以下になるまで乾燥するように書いてあります。今年は中々晴天が続かないので乾燥が進みません。
  
 玉葱を植えるために西の田んぼに1畝立てました。田んぼと言ってもここは土の層が浅く、直ぐ下は岩だらけなので非力の管理機は岩に引っ掛かって飛び跳ねたりします。
 雨が降った土曜は、徳佐まで牛糞堆肥、灯油、ガソリンの買出しに出ました。牛糞堆肥は自分の車に乗せると臭いので店の軽トラを借りて、借家を往復しました。
 一人で二晩泊まりましたが、晩御飯は大体、厚揚げ、餃子、麺類(ちゃんぽん、皿うどん、焼きそばのどれか)です。今回は皿うどんです。野菜も採れて、簡単に作れるので。

 サツマイモを三分の一程度収穫しましたが、全て虫が孔をあけて食っています。残念です。
 ハウスのビニールの一角が破れていました。ビニールを張って丸々4年経ったので寿命かもしれません。

10月24日(火)
 台風21号が通過し、ハウスを長く密閉状態にしておくのもエゴマに良くないだろうと急遽、日帰りで来ました。高速は全く使わず、4:45出発、8:40着。ハウスに移動させていたエゴマの脱穀を終日行いました。
  
 脱穀して、篩で枝葉を取って、次の篩でエゴマの種子を選別します。ハウス収納分で10kg程度収穫できたかもしれません。収穫物は福岡に持ち帰って乾燥と小さなごみの除去を行うことにしました。
 17時に出発して、関門トンネルを通る手前から極度の疲労に襲われたので500円払って都市高速を使い、20:30に帰宅しました。本当に疲れました。
 日曜に次の台風22号が近づくようで困りますね。タマネギの準備もしなければならないのに。

10月20日(金)〜10月21日(土)
 雨が続き、エゴマの脱穀・乾燥も充分にできないまま、台風21号が近づいています。
 ブルーシートを片付けて、未脱穀の株を収納しないといけません。
  
 ブルーシートと未脱穀の株はハウスに収納しました。一輪車に湿ったエゴマの株を乗せて10往復程度したかもしれません。残った脱穀済の株はお隣さんの五右衛門風呂の焚き付けに使用してもらうようにお願いしました。乾燥すると良く燃えます。
 借家に来てみると居間に小型のムカデが死んでいました。まだ、ムカデが出てくるので壊れたサマーベッドで寝るしかありません。
 テレビの映りが最初からずっと悪かったのでサンネット日原に電話しました。ここは田舎ですが、光回線が届いています。人里の末端、野生との境界部なので光信号も距離減衰しているのだろうと諦めて現状を受け入れていましたが、先日、お隣さんは鮮明にテレビは見られるということを聞いて、電話してみました。丁寧に対応していただき、無事、テレビを鮮明に見ることができるようになりました。ここでは、業者の方との会話が非常に楽しいものです。田舎の良さを感じます。時間の流れがゆったりとしています。
 エゴマ第一次脱穀分は約22kgでした。去年の丁度2倍の収量ですが、目標の100kgには遠く及びません。
 来週後半から天気も回復するようですので、ハウス収納分のエゴマ株の脱穀を完了し、乾燥、選別、水洗、乾燥の作業をすることになります。
 次は27〜29日に来ます。

10月8日(日)〜10月12日(木)
 干したエゴマの脱穀、選別です。数日前の雨でシート上に水が溜まり、下の方のエゴマは乾燥しません。シートを敷いたのは完全な失敗でした。天気が良い中、4泊5日で脱穀を行いましたが、シートがあったために結局全てのエゴマを乾燥させることができず、今年の大きな失敗になりました。ここは標高425mで夜露で毎晩湿るのと同時に谷間なので日照時間が短いのです。
  
 シート上の乾いたエゴマを折りたたみコンテナのビニール袋の中で壁に叩き付けて脱穀します。腱鞘炎になりそうです。毎日、夜露でエゴマは湿るので日が照りだしても上部のエゴマが乾き始めるのは正午です。従って、この脱穀作業は昼から夕方までしかできません。
  
 脱穀時に葉や茎、花穂が大量に混じるので篩を掛けて選別します。小さなクモや虫も大量に混じっているので早めに選別して日光に当て、追い出す必要があります。種子を選別しても細かい葉のかけらなどが大量に混ざっています。唐箕(とうみ)があれば風力で選別できるのですが、無いので諸蓋(もろぶた)上で種子を上下させて異物を飛ばします。
 12日は雨なので脱穀できずに30%程度残ったかもしれません。残ったエゴマはシートから外して地面に移しました。次回脱穀できれば。しかし、暫く雨が続きそうです。
 そろそろタマネギの早生の植付時期ですが、全く準備ができていません。
 気温が上昇したためか、毎晩ムカデが部屋に出没します。刺されないようにサマーベッドの上に布団を敷いて寝ていましたが、最終日、遂にフレームの足が壊れてしまいました。頭と足の向きを逆にして寝ました。最終日朝、目が覚めてまずムカデがいないか床の上を見るのですが、荷物の近くで蛇の子供のようなものが鎌首をもたげてうごめいていているように見えます。メガネを掛けてみると大型のムカデがのた打ち回っていました。夏に家の周りに撒いた虫除けの為か、1ヶ月以上前に部屋に噴霧した虫除け薬剤のためか、分かりませんが、部屋に入ってきたムカデは苦しんで死んでいきます。取り敢えず、ムカデは火箸で挟んで、ガスコンロで焼き殺して庭に捨てます。
 天気が回復したらエゴマの乾燥、水洗、乾燥→搾油となります。収量100kgが目標でしたが、20〜30kg程度か?昨年は11kgだったので少しは進歩。

9月28日(木)〜10月1日(日)
 エゴマの刈り取りです。背が2m近くに成長し、大きくなりすぎました。茎も太く、硬く、鎌は全く歯が立ちません。刈払機で刈り取りましたが、刃が直ぐに磨耗し、3枚使用しました。
  
 刈り取ったエゴマは3.6×5.4mのブルーシート4枚に集めました。花穂が褐色に乾燥したら脱穀ですが、今週は天気が悪そうで心配です。
 気温も下がり、作業が楽になりました。夜は10℃以下で冷えます。ムカデはもう出ないだろうと考えていたら、土曜の昼間に居間を這っていたので火箸で捕まえてコンロのバーナーで焼き殺しました。
 腰の調子は良くありませんが、初めての3泊4日の作業でした。次は天気を見ながら脱穀ですが、エゴマが大きくなり過ぎたので往生しそうです。

9月25日(月)
 14日から徐々に腰が痛み出し、遂には寝返りや起き上がるにも激痛が伴うようになりダウン。従来は3〜4日寝ていれば回復していたのが今回は回復が非常に遅い。
 運転も長時間座ったままなので腰に良くないのですが、エゴマの収穫も近いので無理をして来ました。
 エゴマは葉が黄色になり、種子も概ね黒くなったので収穫適期かもしれません。鳥も種を食べに来ています。
  
 人参畑の除草、ジャガイモの芽欠き・追肥・土寄せ、大根の播種、社周りの除草と一通りの作業を終えたので帰ることにしました。本当は一泊の予定でしたが、3〜4週前に噴霧した虫殺しの効果が残っているのか、部屋の中に大型のムカデが2匹死んでいたので気持ち悪くて帰ることにしました。今年は寝ている最中にムカデが頻繁に出て困っています。

9月10日(日)
 最近は、経費節約のために高速を一切使用していないので疲れます。日曜は朝夕の渋滞が無く、一番スムーズに進む曜日ですが、それでも今日は朝の4時半に出発して8時20分着と4時間掛かります。
 着いて直ぐにイノシシが侵入していないか田んぼを見て回りましたが、新たな侵入の痕跡は無いようです。今日はイノシシの巣となっていた荒れ田の残った雑草を徹底的に枯らすために除草剤を散布しました。それにしてもイノシシは水道管のような葛の根を掘り起こしているので相当な馬力です。荒れ田で作業中にイノシシと遭遇したら確実に殺されると思います。そういう意味では作業中も非常に怖いです。
  
 左の写真奥の段々になっている荒れ田、5段分の草がほとんど無くなってすっきりしています。
 エゴマの花穂にはもう種が詰まっています。種が黒くなり、葉が枯れ始めたら収穫です。
 スズメバチの巣のおかげか、本当にいやな虫がいなくなりました。ブヨもでません。天候でしょうか。

9月1日(金)〜2日(土)
 今回は、ほとんどイノシシ対策のみのために来ました。途中、徳佐のホームセンターで防獣グッズを見ました。ビー玉を弾にしたパチンコ(ゴム銃)。小学生の頃、ゴムの力で石を飛ばすゴム銃が駄菓子屋に売っていて、よく遊びましたが、最近は見かけなくなりました。数十年ぶりにゴム銃を見ましたが、800円と高いのと間違って事故を起こしてもいけないので買うのは止めました。ビー玉を弾にして打てば相当な凶器になります。1000円以下で夜間に自動点滅するライトもありましたが、イノシシは学習能力も高いと本に書いてあったのでこれも買うのを止めました。結局、何も買わず。
 イノシシは、段々になった荒れ田の段差の上に生えた樹木に葛が覆いかぶさった下に住処を幾つも作っていたので、土曜は住処と獣道を刈払機で徹底的に壊した。農文協出版の『イノシシから田畑を守る』にはイノシシに対して徹底的に嫌がらせをすることが必要とあったので、人間が攻撃を仕掛けたことを思い知らせてやった、つもり。
 土曜の夜は荒れ田をサーチライトで照らして、時々イノシシが来ていないか、確認した。夜露が激しい中、午後10時頃に2つの光る目が見えたので暗闇に向かって石を投げてやった。午前3時にも見回ったが、イノシシはいなかった。明け方の気温は12℃まで低下していた。だいぶ涼しくなった。
 日曜は夜露が乾くのを待って、荒れ田の刈り残した葛と雑草にグリホサート系の除草剤を撒いたが、午後から雨が降りそうになったので除草剤を止めて草刈に切り替えた。
 借家の周りの虫が最近少なくなったと思っていたら、2階の軒下の古いスズメバチの巣を取り去った跡に再びスズメバチが巣を作っていた。
  
 スズメバチがこちらを襲ってくることもなさそうなので放置しておくことにした。他の虫が少なくなるならこちらも助かる。
 エゴマは全ての苗で花穂も伸びて開花も順次している。月末には収穫作業に入るだろう。その頃、天気が良ければよいが。

8月26日(土)〜27日(日)
 イノシシの侵入がますます激しくなっています。先週、荒れ田の巣を刈り払いましたが、別の段にまた巣を作っています。葛の根などを掘り返して食べているのかもしれません。農文協出版の『イノシシから田畑を守る』を読むと山の中でイノシシの餌が一番少なくなるのが、8月から9月に掛けてだと言う。葛は大好物だというからここに葛が繁茂していることを知ったイノシシを近寄らせないためには葛を全て枯らすしかないが、これは困難。
 夜、イノシシが来ているのではないかと家の外に出て聞き耳を立てていると荒れ田の中で仲間と戯れているような動物のうなり声が聞こえたので暗闇に向かって石を投げたら声は止んだ。
  
 エゴマの開花が始まった。昨年とほぼ同時期。9月末には収穫予定。
 ジャガイモを植えて、人参、大根を播種した。
 日曜はイノシシ侵入に対抗するため、取り敢えず田んぼ周りの草を刈った。複数のイノシシの進入跡が見つかった。荒れ田の草刈までは手が回らなかった。
 草刈が少しおろそかになった結果がこれ。代償は大きい。こうなったら徹底的にイノシシとの戦争開始です。

8月20日(日)
 ここ最近、津和野で腕、足、指をブヨ以外の虫にいつの間にか刺されて体調も良くない。アブ、ダニ、アリの類か。
 2台の刈払機が壊れたので今回はホンダの4サイクル刈払機を買って持ってきた。2サイクルよりもアクセルの反応が遅い気がするが、音も静かで燃費も良さそう。
 イノシシ出没の件もあったので、借家に到着して、畑を全て見て回った。骨ハウスの裏も畑の畦沿いもイノシシが先週に増して掘り返している。エゴマには手を出していない。
  
 左の写真の地肌が見えている部分は全てイノシシが掘り返した跡。エゴマ独特の臭いが嫌いなようでエゴマに被害は無い。
 イノシシの進入経路は複数あるが、足跡から最も頻繁に出入りしていると思われる荒れ田に行ってみると明らかな通路と巣があったので新規購入の刈払機で木と雑草を刈った。その最中にいきなりガタガタと刈払機の刃がガタついてぽろっと刃が外れてしまった。販売店はもっとしっかり組み立てをしておいてもらわないと困るなあ。多分、間違った組み立てをしていたのだろうと思う。刃と共にばらばらと金具類が密林のような雑草の中に散乱したので全て回収できるか心配だったが、何とか回収できた。イノシシの進入口は右の写真の上段の黒い口。その手前の草と木を切った。
 帰る前に2m近くに成長したハウスのエゴマの苗の残りを抜いた。エゴマを抜くとエゴマ独特の臭いがする。イノシシがこの臭いを嫌がるならと抜いたエゴマをイノシシの進入口と出没地点にばら撒いておいた。
 今のうちにイノシシを近寄らせないようにしないとサツマイモと里芋が危ない。
 やっと日中でも作業できる程度の気温に下がってきた。ここは平地よりも2〜3℃気温が低いので助かる。
 まだエゴマの花穂は出ていないがエゴマの開花が近づいてきた。楽しみ。

8月12日(土)〜13日(日)
 娘を浜田まで送って、墓の有る山とお寺にお参りした。
 夕方、借家に到着して、先週修理できなかった刈払い機のキャブレターを丸ごと交換するも動かず。プラグの火花は出ているので点火系には異常は無いのだが。
 そうこうしているうちに道路を見ると蛇がとぐろを巻いて、傍にカラスがいるよう。何かと見に行くと敷地に住み着いている顔馴染みのアオダイショウがマムシを締め上げて頭から飲み込んでいるところ。
  
 草を刈っていたりするとアオダイショウは直ぐ逃げるが、昨年の秋にはカエルを食べているところを2回ほど見せてくれた。借家近辺にマムシがいると言う認識は全く無かったのでアオダイショウ君には感謝しなければならない。この後、30分位掛けてアオダイショウ君はマムシを完全に飲み込んだ。マムシを飲み込んだ部分の体の色が白っぽい縞模様に変わっていったから面白い。カラスがアオダイショウを狙っていたのでアオダイショウを守るためにカラスを追い払ってやった。
 翌日は朝からエゴマ畑の草刈をしていたが、遂に2台目の刈払い機も壊れてしまった。草刈ができないので急遽釣りにいったが、小さいのしか釣れなかった。今月で渓流釣りも終わりである。
 帰りにエゴマ畑を眺めていたら畦の縁が新たに掘り起こされている。イノシシの侵入が常態化しつつある。現在はほぼ完全に除草しているのに進入するとは厄介なことになりつつある。

8月4日(金)〜5日(土)
 畑も含めた敷地4箇所を猪が掘り返していました。草刈が遅れた結果だと思います。畑の底の大きな石を堀り返しているので相当な力です。
  
 写真左のエゴマの直播畑は雑草の成長が早く、失敗です。雑草と一緒に全て刈り取りました。畑の左側と奥の畦に沿って猪が掘り返していました。
 サツマイモを植えている骨ハウスの横は相当深く掘っています。ここには猪が昔から時々出没していましたが、好みの雑草の根があるのかもしれません。
 概ね草刈は終わりましたが、次はエゴマの株間の草刈と里芋の追肥・土寄せです。里芋の周囲に雑草の根が深く張って土寄せができない状況です。
 炎天下の作業で疲れました。ブヨだけでなく、アブも大量発生しており、首を刺されてしまいました。きついです!

7月30日(日)〜31日(月)
 昨年までは、真夏の昼間でも草刈をしていましたが、今年は暑くて日中の草刈は厳しいです。
 30日は借家に着いた時点で既に相当暑いので2台ある刈払い機のうち、故障した1台のキャブレター部分を分解してダイヤフラム等を交換しましたが、動かず。ダンボールに詰めていたタマネギの外側の汚れた皮を剥いてネットに入れて干したりの作業。
 31日は6時過ぎの涼しいうちにエゴマ畑の草刈です。エゴマを移植していない部分が8列分ありますが、そこの雑草を刈っていたら猪が侵入して地面を掘り返した跡がありました。
  
 そこには移植しなくても昨年こぼれたエゴマの種が自然に発芽して育っているので間引いてやろうと思いましたが、そこまで手が回りません。12時過ぎまで畝間の雑草を刈ったりしましたが、午後から雷雨の予報なので雨が降り始めたのを確認して帰ることにしました。
 里芋の追肥・土寄せもしないといけないし、エゴマの畝間の雑草も酷い状態になっていますが、草刈できたのは一部です。作業が全て後手後手に回っています。やばいです。

7月23日(日)〜24日(月)
 今回も先週に引き続き除草です。除草に追われて里芋やエゴマの土寄せをする暇がありません。
 取り敢えずエゴマ畑の周囲から除草します。曇りで気温は25℃程度ですが、湿度が高く作業着は直ぐ汗でびしょびしょになります。曇っているので終日ブヨも出ます。直射日光の差す日中はブヨはあまり出ないのですが、この両日は日中もブヨが凄い。虫除けを手、首、顔中に塗っていますが、虫除けが塗れない唇を何度か刺されました。唇が痺れます。
  
 少し畝間の間隔が狭すぎたかもしれません。畝間の除草までは手が回りませんでした。来週の仕事です。
 加計学園問題についての衆院予算委員会の国会中継を休憩時に見ましたが、どうなるでしょうね。
 17時半に日原駅で娘を拾って、20時半に帰宅しました。
 借家の冷蔵庫が壊れたので、冷たい飲み物が飲めなくなりました。困った。  

7月13日(木)〜14日(金)
 雨が続いたので1週間飛びました。
 5月、6月は少雨だと思っていたら英彦山の南側に位置する福岡県の朝倉市、東峰村、大分の日田市で集中豪雨の被害がありました。仕事で降雨量の経年変化を調べたことがありますが、数十年に一度クラスの記録的豪雨の頻度は近年確実に増大しています。
 田んぼのエゴマがどうなっているか、心配しながら来てみると畑の雑草の成長が著しいのに驚きました。上の畑は雑草が1m近くまで成長して、サツマイモと里芋は雑草の中です。
  
 今回の予定は2日なのでひたすら草刈です。ハウス周りの斜面とエゴマ畑の斜面の草刈は義務です。斜面の草刈を優先して、畑の草刈は後回しです。
 暑い中、熱中症にならないように草刈機のガソリンを満タンにして、無くなったら休憩をして、再び満タンにしてを繰り返しました。作業着は直ぐに汗でびしょびしょになるので2着準備して休憩の度に交互に着替えました。暑いので外に干しておいたら直ぐに乾きます。斜面は結構傾斜が急ですが、1m幅位で下から水平方向に刈っていきます。長さ60m位を10往復程度したでしょうか。中々、根気が要ります。また、刈った草にツタが絡んで無駄な力を消費します。
 里芋とサツマイモ周りの雑草も刈りましたが、誤って里芋の茎も2株切り落としてしまいました。
 休憩の度にスポーツドリンクをたっぷり飲んだので熱中症による筋肉の痙攣も生じませんでしたが、家に帰ってみると膝が張って、正座ができない状態になっていました。
 エゴマは雑草の中で元気に育っていたので一安心です。
 来週からはエゴマの雑草とりで暑い中、当分、雑草との戦いが続きそうです。

7月1日(土)〜2日(日)
 エゴマの移植を今回で完了させます。雨も降ったし、条件的には良いですが、少雨の中で雨が降ったので雑草の勢いも凄いです。エゴマ直播の田んぼは雑草に覆われて成長したエゴマの苗の姿はまばらです。この雑草を手で抜くとなると相当の労力を要します。ここでは直播は難しいようです。
  
 移植の方は、今年は15畝ある内の11畝に植えることができました。昨年よりも良くなったものの雑草対策を克服しないと駄目です。今年は少雨で雑草が少なかったので助かりました。
 ジャガイモの“はるか”は、インカのめざめやキタアカリよりも成長が遅く、収穫を延ばしていましたが、イノシシに全て食べられてしまいました。田んぼ周辺の草刈ができないでいたので早く草刈をしないといけません。
 雑草の成長が早く、サツマイモや里芋が雑草に埋もれていたので除草しましたが、追いつきません。ピーマンは雑草に埋もれて1本枯れてしまいました。茄子は何故か雑草が生えた途端に成長が早くなり、背がぐんと伸びました。
 来週からは草刈と除草の毎日になりそうです。しかし、暑い。熱中症にならないように水分を補給しても腸から吸収されずに下痢をするし。年をとると若かった時のようにはいきません。

6月22日(木)〜23日(金)
 ハウスのエゴマの苗も一部若干徒長気味になり、土日にやっと雨が降りそうなので、この二日しか移植の機会はありません。しかし、今年は雨が少ないです。
 播種したエゴマの発芽が不均一だったのは今後の課題です。覆土の厚さが均一でなかった可能性があります。
 移植前にハウスの苗に散水して、二日間移植に精を出しましたが、完全には終わりませんでした。
  
 畝にはモグラが穴を掘りまくっており、移植した端から根切り虫がエゴマの茎を切っていきます。
 冬に仕掛けていたモグラ採り器に1匹入っており、頭蓋骨が白骨化していましたが、また仕掛けるしかないようです。
 残りの移植は、雨の合間を縫って早めにやる予定です。
 エゴマの直播の方は発芽率も悪く、雑草の成長の方が早く、除草が大変そうです。やはり移植の方が良さそうです。
 ところで小林麻央さんが亡くなりましたね。海老蔵が自宅で看取れて良かったと言っていましたが、私も自宅で逝けたらそれが一番良いと思います。

6月16日(金)〜18日(日)
 完全な渇水です。山水の出が悪いので水源に行ってみたら取水口の水位が下がってホースが空気を巻き込んでいたので堰の隙間に軍手とハンカチを詰めて応急処置をしました。
 ハウスのエゴマの苗は比較的順調ですが、田に直播した苗は雨が降っていないので貧弱です。
  
 田の草取りは今年も全面は無理でした。雨が少なくて雑草も比較的少なかったのに残念。
 汗を掻いて作業の後に膝に力が入らなくなったり、足が痙攣したりしないように水分補給しても、年をとって腸からの水分の吸収力が衰えており、水分補給が追いつかない。
 来週は火、水、木で雨が降りそうなので金曜にエゴマの移植を予定です。

6月9日(金)〜11日(日)
 エゴマの移植先の田んぼの草抜きと準備が最優先ですが、里芋畑も草ぼうぼうだし、今年もやばい状態。
 金曜は里芋やハウスのエゴマの除草と玉葱の収穫。
 土曜の朝起きると左ひざに全く力が入らず、ガクガクして歩けない状態。何がなんだか分からないが、ゆっくり歩いて体を動かしていると何とか歩けるようになったので昨日収穫した玉葱を吊るす作業。昼に日原駅に妻を迎えに行って帰ってきたら膝が再び悪くなった。作業を休むわけに行かないので二人で田んぼの草抜きをする。18時に作業を終えようかと念のため明日の天気予報を見たら午前中雨。急遽、肥料や苦土石灰を撒き、管理機を出して耕起する。
  
 土曜の夜は両足の筋肉が攣りそうになる。何か分からないが体に異常が生じている。腰痛起因か、年齢か、脱水症状か。
 日曜はサツマイモ畑やハウスの雑草を抜いて、10時に出発。帰りながら途中2箇所で道路から竿を出す。22cmのヤマメを一匹ゲット。最近は道路からの釣りが多くなった。

6月2日(金)〜4日(日)
 木曜の晩に車に荷物を積もうと玄関に向かう時、腰にぐきっと電気が走ってぎっくり腰の一歩手前の状態になる。普通なら津和野行きを諦めるところだが、農業には絶対にずらすことのできないタイミングがある。
 金曜の朝、車の運転席に乗るのもしんどい中、津和野に向けて出発した。
 着いて直ぐに始めたのがエゴマの間引き。非常に手間取った。金曜で終わらず、土曜まで掛かった。
  
 田んぼの草抜きは、土曜も日曜も朝の5時頃から作業したがほとんど進まなかった。腰が痛くてもできる作業として日曜は田んぼ周りの草刈をした。ガソリン2Lを消費して斜面の草まで刈った。
 ニンニクは収穫のタイミングで迷ったが、日曜に収穫した。来週は玉葱の晩生を全て収穫する予定。
 借家にムカデが蔓延して困っている。行く度にムカデが虫殺しの薬剤で居間に転がっているが、土曜の15時には作業を休憩して居間でテレビを寝転がって見ている時に“パサッ”と音がしたので振り返ると天井から落ちてきたムカデが這っている。夜中に体に触れてムカデが這っているのも経験しているので夜は熟睡できない。
 虫の駆除も兼ねて床下にシロアリ駆除剤をスプレーしたが、天井からムカデが降ってくるとなると対処方法を考えなければならない。疲れるな〜。

5月30日(火)
 連日の高温で芽生えたばかりのハウスのエゴマが枯れているのではないかと心配で日帰りで水撒きに来ました。5時過ぎに出発して8時20分に到着。散水前にハウスの中でエゴマの間引きをしていたら暑さでフラフラ。ハウス内は既に43℃。間引きをやめて散水する。
  
 エゴマの発芽は不均一。全く発芽していない部分もある。
 暑くて草抜きの作業もする気にならないので釣りに行くが全く釣れず。
 平日なので早く帰るためにもう一度散水して14時前に出発。車中でテレビの音声を聞いていたら今日の全国の最高気温は津和野だったとのこと。35℃と言っていたが、日本気象協会の天気予報でアメダスの本日の最高気温を調べたら津和野の34.2℃が最高でした。暑いはず。
 しかし、日帰りはきつい。

5月25日(木)〜28日(日)
 エゴマの発芽のための水撒きと移植先の田んぼの整備のために3連泊しました。
 先週ハウスに播種したエゴマは、木曜に着いた時には全く発芽していませんでしたが、連日水を撒いてやると徐々に芽を出してきました。
  
 空いた時間はずっと田んぼの雑草を手で抜きます。土日は妻の応援を得てやっと玉葱の畝まで完了しました。苦土石灰を撒いて耕起。
 作業の間にちょっと釣りに行き、ヤマメを5匹釣りました。バケツに水を入れて生きたまま持って帰り、背開きにして一夜干しにしました。
 玉葱は早生と中生を収穫しました。早生は3週に掛けて収穫しましたが、一部とう立ちしていたので遅すぎたかもしれません。
 暑くなってきたので田んぼの残りの除草が大変です。

5月19日(金)〜21日(日)
 エゴマをハウスに播種しました。ハウスにする必要は無いのですが、他に播種床を準備してないのと昨年、発芽するはしから虫に食われて全滅した畝があったので。ハウスに播種したのは良いもののハウス内が40℃オーバーで暑すぎないか心配です。それにしても今年は暑いです。雨も少ないので田んぼの雑草は少ないような気がしますが、移植する本田の草抜きが追いつきません。
 大きな草は手で抜いて管理機で耕起しますが、やっと3畝完了。

 20日の夕方釣りに行き、22、21、18cmのアマゴとヤマメを釣りました。川の水量が減ったので下流から上って来たのだろうと思います。良く釣れるポイントをやっと4箇所見つけました。魚がいれば、ガツガツ釣れるし、いなければ全く当たりがないという単純さ。1〜2週間したら新しい魚がどこからかやってくるのでそれを釣る。このやり方はおかずを確保するのには良いが、釣りとしては面白くない。

5月13日(土)〜15日(月)
 エゴマの播種を来週予定しているのでその準備と移植先の畑の準備で大忙しです。
  
 写真左の西の畑には苦土石灰を撒いて耕起しました。先週耕起した時に地表に出てきた雑草の根などを手で取るのに半日を要しました。苦土石灰散布後に再び耕起した後も雑草の根などがボロボロと出てきたので本当は回収した方が良いのでしょうが、そこまで手が回りません。
 右の正面田の準備はこれからです。作業の合間に山を見ると緑が本当に濃くなってきました。
 ピーマン2苗とナス1苗、安納芋20苗を植えました。4月に植えた安納芋の苗は全滅したように思っていましたが、復活していました。今年は安納芋を結局70苗植えたのでたくさん食べられそうです。
 月曜の午前4時、熟睡できずにうつらうつらしていると左腕にもぞもぞとする触感。ぱっと飛び起きて見ると長さ10cm程度のムカデです。いやになるなー。

5月4日(木)〜6日(土)
 連休です。予定はエゴマの播種床と移植先の準備、瓦の修理とやるべきことが多いです。
  
 瓦の修理は3箇所。梯子は掛けずに2階の窓から地下足袋を履いて登りました。妻が命綱を持っていますが、万が一の場合止められるのか疑問です。ロープの端は一応柱に撒きつけてはいますが。
 昨年はエゴマの移植先の田んぼの雑草の処理が追いつかずに失敗しました。今回は地下茎で根を張っているヨモギやスギナを手で抜いてから耕起しましたが、追いつきません。奥の本田は雑草だらけです。
 計画的に先を読みながら畑の準備をするのは週一農家にとっては中々難しい。
 土曜は雨が降ったのでハウス内の作業の合間に釣りに行きました。橋の上から糸を垂らしてヤマメを4匹。背開きにして塩水につけ、一夜干しの準備をして持って帰りました。横道川上流に“全面通行止め”の看板と車止めが設置してあり、広島ナンバーの車は引き返して行きましたが、岡山ナンバーの2名乗車の車は車止めを道の端に移動させて、進入していきました。釣り人のマナーも悪いですね。ただ、この時期になぜ全面通行止めにしているのか、理由の表示が無いのも気掛かりです。

4月28日(金)〜30日(日)
 エゴマの植付の準備をそろそろしないといけない。ハウスを播種床にするために手で除草しました。
  
 エゴマを移植する田んぼも大きな雑草は手で草抜きを始めました。連休中に畝立てまでしたいと考えていますが、ブヨの大群が出始めたし、暑いし、大変です。
 先週植付けた安納芋はやはり早すぎて全滅したようです。植付は早くても連休明けが良いようです。
 これから暫くは雑草との戦いです。釣りをしている時間は無いかも。

4月21日(金)〜23日(日)
 金曜日は釣り三昧。結構大きいのを6匹釣ったので背開きにして一夜干しにしたが、干し過ぎて少し硬くなった。
  
 土日も同じ場所に朝夕と行ったが全く魚の気配なし。渓流は小河川なのとヤマメやゴギは肉食魚なのでいたら簡単に釣れる。実際には藪や倒木で釣り人が入られない領域の方が多いのでヤマメやゴギがいなくなることは無いが。1日、2日ではヤマメが移動してこないことは分かった。
 サツマイモの安納芋とオクラ、キュウリ、九条太ネギの苗を植えた。日曜の朝は霜が降りたのでまだサツマイモの植付は早すぎたと思ったが、ぼやっとしていたらいつの間にか苗が売り切れているし、難しいところ。
 雑草の成長が急激で困ったものである。右の写真の田んぼの列は左からニンニク、タマネギの早生、中生、晩生で順調に育っている。

4月14日(金)〜15日(土)
 金曜は昼から会社を休んで津和野へ。川に寄ったら淵で魚が水面を飛び交うカゲロウを捕食しているので早速竿出し。2匹釣って、さらに場所を変えて18時まで釣る。ブヨが出始めた。
 土曜も朝から淵に釣りに行く。20cm超も含めて6匹の釣果。途中で雷を伴う雨が降り始めたので一旦借家に戻って、魚を下ろす。再び釣りに出かけて水の落ち込みで30cm超のゴギを掛ける。最初は釣針が岩に引っ掛かったのかと思うくらいビクとも動かなかったが、急に魚が走り始めて上がってきたのが丸々と太ったゴギだった。リリースしようか、食べようかと迷いながらぶら下げてクーラーボックスの場所まで戻る途中の岩場で滑って尻餅をついた途端にハリスが切れてゴギは川の中へ。竿は壊れてしまった。ゴギの強い引きと走り回った感触がまだ腕に残っている。
  
 釣りで遊んでいる間に田んぼは雑草が目立つようになって来た。ニンニクとタマネギは急速に成長をはじめた。雑草でエゴマ苗の移植を十分にできなかった昨年の失敗を繰り返さないように雑草対策を考えないといけない。
 ヤマメは骨酒用に素焼きして天日干しすることにした。

4月5日(水)
 木曜から週末は天気が悪そうなので、会社を休んで日帰り。朝の5時に出て夕方の5時には帰ってきたい。運転8時間、作業と釣りが4時間のハードスケジュール。
 8時半に借家に着いて、裏庭のわさびの雑草を抜いて、ハウスの大根の収穫。大根は花が咲いて大変なことになっている。全て収穫した。
  
 10時過ぎから憧れの福川川に釣行。広い河原から竿を出すのが夢であったがひどい強風。最初の地点はテンカラを振れないほどの強風だったので餌釣りにしたが、全く反応無し。写真右の場所ではテンカラを試したがこれも全く反応無し。この時期、瀬にはヤマメはいないものと考えておこう。本当か、どうか知らないが、これも勉強。しかし、ゆっくり竿を出せればそれだけで良い。

3月30日(木)
 土曜の天気が悪そうなので会社を休んで里芋の植付と人参の播種をしました。
 作業は昼には終わったので匹見の紙祖川に釣りの下見に安蔵寺山の大規模林道を通って行こうとしましたが、林道の残雪で通行不可。あきらめていつもの場所でヤマメを3匹釣って、福川川に目的地を変更して道を下っている最中に横道川の淵で水面を飛び交うカゲロウをジャンプして捕食いる魚を発見。正に毛鉤釣りのテンカラの出番。
 テンカラを準備している間に魚は警戒してか、深くもぐってしまった。テンカラを振り込んでも反応無し。淵なので魚が警戒して深くもぐったら表層付近を流れる毛鉤には反応しないだろう。深くもぐったのなら餌釣りということでミミズで餌釣りに変更。何度か流すうちにコツコツと小さな反応がある。雑魚かと思いながら何度か流すうちに再びコツコツと反応があったので合わせたら凄い引き。26cmのゴギでした。リリースしようかと思いましたが、針を飲み込ませてしまったので持ち帰ることに。

 この場所は昨年も竿を出したのですが、全く反応が無かった場所。釣りの要領が少しずつ分かってきたような。

3月25日(土)〜26日(日)
 前の晩に飲んだので完全に二日酔い。酔いを醒まして11時に出発。人参と里芋の畑の準備。
 ハウスのわさびをプランターに移植して流水での水耕栽培の準備。山水は流しっぱなしなのでお遊び。こんなことはこの田舎でないとできない。
 日曜はハウスのわさびを抜いて水源地の周りに移植した。うまく定着するか、否か分からない。洪水で流される可能性が高い。周囲を良く見ると岩場のあちこちにわさびが自生している。直ぐ隣に昔渓流式わさび栽培をしていた跡があるのでその名残であろうと思う。
  
 ハウスの大根は花芽ができ始めた。葉ばかり茂って根の成長が遅い。もう収穫時期か。

3月18日(土)〜19日(日)
 人参を植えるための畑の草抜き、苦土石灰を撒いて、耕起。ハウスは密閉状態から一部開放に。まだ朝晩は氷点下ですが、日が照るとハウス内は約40℃まで上がるので仕方が無い。ハウスの大根は、葉は良く茂っているが、根は太くならない。
 ヤマメは初めて1日で5匹釣ったが、型は小さい。
 こちらでは晩酌が楽しみだが、19時頃にはする事がなくなる。テレビも光ケーブルのパワーが弱いためか1チャンネルしか映らないし、パソコンも無い。星空が綺麗なのでオリオン座の写真を撮ってみた。
  
 21時には就寝。いつものように夜中の2時に目が覚めたので読み返しの榊原英資著「日本は没落する」を読む。

3月11日(土)〜12日(日)
 土曜はヤマメ釣りに高尻川に直行。本流でヤマメを2匹釣って、帰りながら次の釣り場所を探していたら郵便配達のおじさんが“本流は釣れんよ。支流に入らないと。”とアドバイスを頂きました。
 借家に戻ってジャガイモ植付です。キタアカリ1kg、はるか1kg、インカのめざめ0.5kgを植付けました。昨年は出来が良くなかったので今年は大丈夫か少し心配です。
  
 下の田んぼを増子君が重機でハウス建設用に造成しています。上の田んぼには大型ハウスを3棟建設して、夏はトマトが繁盛したようです。この地区も農業が活発になって良いことです。
 日曜は人参を植える畑の土作りをして再び高尻川に行く予定でしたが、朝の気温が零下5℃位まで低下して、土が石のように硬くなっていたので土作りは中止。高尻川の本流で竿を振るも不発。支流に入るも不発でした。
 来週はどこの川に入るか、考えるのが楽しみ。

3月4日(土)〜5日(日)
 渓流釣りが3月1日に解禁されました。ヤマメや岩魚はガツガツ餌を食べるので解禁初日に釣りやすい場所の魚は全て釣られているような気がします。魚が川にいる間は、釣られた魚のテリトリーに次の順位の魚が入ってくるので暫くは釣れるのでしょうが。
 土曜に借家に着く前に予め予定していた場所で竿を出しましたが、足場も悪いし、魚影も見えないので直ぐ止めました。
 方針を変えて、借家の山水の水源のタンクの泥掃除に行くついでに竿を持っていきました。水道タンクに溜まった泥を排出させて、次は釣りです。エビヅルを餌に仕掛けを投げ込んだら直ぐに反応があって、ゴギ(岩魚)をゲット。
  
 自分の庭のような川の魚ですからリリース。
 次に夕方、まだ寒いこの時期にテンカラ(日本古来の毛鉤釣り)が通用するのか確認するためにいつものポイントに行きました。振り込んで毛鉤を流していたらラインがすっと動いたので合わせたらヤマメが掛かりました。
 今回は魚をリリースしましたが、小さな川で食べられる魚が釣れるというのは自然の豊かさだと思いますが、ヤマメは放流物ですし、釣り人が多すぎますね。ゴギ君には絶滅しないように頑張ってもらわないといけません。

2月25日(土)〜26日(日)
 やっと雪がほとんど消えて車を納屋前まで入れることができるようになりました。
 3月1日解禁の渓流釣りの年券を6200円で購入しました。ほとんど釣りきらないので高い買い物ですが、まあ自然を楽しめれば良いと考えておこう。

 ジャガイモを植えるためにハウス横の畑を耕起しました。一昨年はスイカと里芋、昨年はサツマイモを植えましたが、ここは夏の雑草が激しい場所。まともに育つのか少し不安です。
 グリーンピースの苗を売っていたので3苗植えました。ニンニクに追肥して、田んぼの雑草を手で抜いたり。
 6月にエゴマを移植する時期の田んぼの雑草対策をどうしたら良いのか、だれか教えて!

2月18日(土)〜19日(日)
 雪もだいぶ融けたのでニンニクの雑草を抜いたり、ハウスの雑草を抜いたり。来る途中、山口でジャガイモの種芋、はるか、キタアカリ、インカのめざめを買いました。
 先週整備し直したトンネルは奥側が雪で半分押しつぶされていました。
  
 夜中にドスンドスンという音で目が覚め、外を見ると雪が降っています。屋根から雪が滑り落ちる音です。昨日草を抜いたニンニクもタマネギも再び雪に埋もれてしまいました。
 ジャガイモを植える畑の草抜きをしたかったのですが、畑が雪の下なので諦めました。
 ヤマメ釣りの解禁がもう直ぐです。福川川の下見に行きました。今年は釣りの範囲を広げるつもりです。

2月4日(土)
 久々に妻と一緒に津和野です。今日はやることが多い。まず車を入れるために屋根から道路に落ちた雪の除雪。
 今日は天気も良く、田んぼの雪が融けたタイミングでタマネギに追肥しました。苗は雪に押しつぶされてヘろへろです。
 ハウスに散水したり、夏越え用わさびのトンネルを外して除草、雪の重みでゆがんだ枠をマイカ線で繋いで補強したり。
 田んぼにモグラが住み着いて悪さをするのでモグラ採りを仕掛けました。これはモグラ道の本道を探してそこに仕掛けないと駄目なようですが、本道の探し方を知らないのでとりあえず仕掛けてみたということで。
 来週が楽しみですが、来週はまた雪のようです。
  

1月28日(土)
 今朝は津和野の予報で−6℃なので、津和野よりも標高の高いここでは−10℃位まで下がる可能性も。修理はしてもらったものの水道管の破裂が心配です。
 昨日の良好な天気で雪も融けていることに期待していたのですが、まだ一面雪でした。
  
 ハウスの雑草を抜いて散水。裏庭の夏越し用のわさびのトンネルが雪に完全に埋もれているのでスコップで雪を除去しました。ビニールの上からわさびが枯れていないか、トンネルの中を見てみると何かネズミの様な小動物がひっくり返っています。良く見るとモグラです。腹を上に向けて動かないので死んでいるものと思い、後で始末をしようとビニールを端から外しながら雑草を抜いていきましたが、モグラの姿がどこにも無い。モグラが掘った穴だけが残っていました。雪に埋もれたトンネルの中は暗くて暖かいはずなので多分寝ていたのでしょう。それにしてもモグラが仰向けに寝るとは。
 トンネルの除草は半分残したので来週の仕事です。
 畑の大根を収穫しようとしましたが、雪でどこに残っているのか分かりませんでした。来週収穫しようっと。

1月21日(土)
 昨日から再び寒波が来て、島根県道路情報のライブカメラを見ながらどうするか、考えていましたが、雪が止むのは今日しかない!ということでやってきました。
 徳佐も津和野の国道9号も比較的雪は少なかったのですが、初めて借家の手前1km地点で車がスリップして坂を登らなくなりました。今年はブリジストンの新しい冬用タイヤに履き替えたのに。昨年まで5年間使ったタイヤよりも雪道では性能が劣るかもしれません。車を道路脇に放置して、カメラは首にぶら下げ、荷物はバッグに入れて、靴には雪が入らないようにスパッツを着けて借家まで歩きました。
  
 雪の量としては、それ程多い方ではありません。
 ハウスのわさびと大根の雑草を抜いて、水をやっているうちにちらほらと雪が降り始めたので慌てて帰ることにしました。
 時々屋根から雪が滑って落ちてくるのですが、物凄い音です。屋根の近くを歩くときは注意しないと滑り落ちてくる雪の下敷きになる可能性があります。
 来週は故障した刈払い機の分解整備をしたいと考えていますが、どうなるか。
 次に来る時のため、車にスコップと長靴を積み込みました。

1月7日(土)
 3連休は今日のみ晴れなので一人で日帰りです。今日は納屋の屋根瓦の差し替えが主な仕事です。他にしなければならないことは多くあるのですが。
  
 高所恐怖症なので私が屋根に上るのは相当危険です。一応、命綱を垂らしていますが、腕の筋力も弱っているので万が一の時に体を確実に止められるのか自信がありません。梯子に上って見た限りではどの瓦が問題なのかが分かりません。割れていたのはロープの左2列目の上から3枚目の瓦でした。写真を撮ったときは気温が−3℃位で瓦の表面に薄い氷が張っていたので上れません。午後から2箇所の瓦の差し替えをしました。あまりやりたくない作業ですが、しようがありません。
 水漏れしていた五右衛門風呂の配管を修理屋さんに止めてもらいました。水道管の修理が終わって、3月解禁のヤマメ釣りや鮎のコロガシ釣りの話を聞きました。鮎釣りをしてみたい。
 本格的に津和野を知って楽しむにはもうそろそろ仕事を辞めるしかないか、そんな気になりました。田舎は良い。僻地ほど良い。

1月2日(月)番外編
 今日は久々に浜田の山に墓参りに行く。育てていたどんぐりの苗木も大きくなったので山に植え替えるために植木鉢から外そうとしたら鉢の穴から地面深く根が伸びており、往生する。
 通いなれた道のつもりだったが、三隅から山陰道の無料区間が開通しており、便利になった。
 暫く来ていない間に山には竹や木が生い茂っており、どんぐりの苗を植える場所も無い。竹や雑木の切り倒しから始める。
  
 杉の木は数年前に切り倒したものだが、その一角にどんぐりの苗を植えた。根が傷んでいるのでまともに育つか分からない。
 帰りに借家に寄りたかったが、津和野通過が15時を過ぎていたので止めた。
 この山にご先祖様の9基の古い墓があるが、ここに来ると落ち着く。南無阿弥陀仏。